高3の夏からなんとかする方法(高2、高1も参考になる)

エイムゼミナールの田地野です。

今日は、「高3の夏からなんとかする方法」をお伝えします。

よく、「奇跡の大逆転。」「あの先輩は高3の夏から猛勉強を始めて合格した!」

など、合格体験記にありそうな内容ですが、実際にはとても無理があります。

 

周りの人達にとっては、合格した人が夏から猛勉強して受かったように見えますが、

「実は本人達はきちんと準備をして、夏から間に合うようにしていた」というのが真相です。

 

そういう人達は、高3夏にはほとんど試験範囲の学習は一通り終わっています。

もしくは終わらせておく必要があります。

他の投稿でも書きましたが、公立高校の物理化学の授業スピードは遅いので、現役合格したい理系生徒は

先取りが必須です。

夏前に物理と化学も終わらせていたら、一度、個別試験の問題に取り組むのが良いです。

個別試験3年分に取り組んでみて、どれくらい出来るか?難易度はどれくらいか?必要な知識は何か?

を体験して、自分の伸ばすべき力を把握してください。

 

その辺りが上手くできた人は、夏からさらに頑張って志望大学に合格できると思います。

 

つまり、高1や高2のうちから戦略的に勉強を進めることがとても大事なのです。

 

 

では、それでも高3からなんとかしたい人にアドバイスします。

岡山大学の医師薬以外か、地方国立大学の対策です。

まず、スマホ、漫画、ゲームを封印して下さい。

次に睡眠時間は5〜6時間にして、あとは勉強時間に充てて下さい。

 

英語、単語を短期間で覚える必要があります。

英文法を精読と和訳で身につけて下さい。

英文の音読の時間を20分以上とって下さい。

 

数学、理系なら青チャートだけやりましょう。文系なら黄色で十分です。

 

物理化学、重要問題集で個別試験までいけますが、難しい人は学校でよく使うリードアルファを完璧にしましょう。

 

国語、古文と漢文だけ取り組みましょう。

 

社会、可能なら現代社会、倫理、または地理で受験するようにしましょう。

 

細く言うともっとありますが、最低限のことを書くとこうなります。

これらをしっかりやると奇跡を起こせると思います

 

中学生:初回面談で話す内容をまとめてみました。

エイムゼミナールの田地野です。

中学生のお子さんと保護者様との初回面談で話す事をまとめてみました。

 

数学が苦手な生徒は小学校の算数に穴があるので、算数から復習すると出来るようになる。

英語は単語を覚えて文法を理解する。まずは一文ずつを訳せるようになると、長文もできる。

国語の読み取り問題は、読み取りの問題集を1問ずつすると出来るようになる、解説をしっかり読むのがポイント。

定期テストで高得点(90点以上)を取るには、学校教材中心に勉強する。

内申点とは通知表の5段階評価の合計点。

高校の普通科へ進学する意味は、大学受験するという意味。

中3の受験生1年間はスマホを制限する。

一宮高校は一般受験ではなく、総合型選抜試験(旧AO入試)で岡山大学への合格人数を稼いでいる。

操山高校の上位3割、朝日高校の真ん中が岡山大学へ進学するイメージ。

岡山大学の医学部医学科への合格方法 ※希望者

東大、京大、大阪大学を目指す勉強方法 ※希望者

 

お子さんの学年によっては話を省くこともありますが、上記のような感じです。

中学生の学習相談をご希望の方はメールや電話でご予約ください。

この1年で最も読まれた投稿ベスト5

今回は2022年6月までの1年間で最も読まれた投稿ベスト5をご紹介します。

 

2019年の投稿ですが、毎月少しずつ読まれています。

中3の忙しい時期の期末テストが気になるようです。

1:中3の3学期末テストはどの程度重要か?

 

岡山大学医学部医学科に現役合格したT君が、京山中学校でオール5を始めて取った時の投稿です。

2:ついに出た! 中3の2学期で通知表オール5!

 

高校受験用に塾で実施している県模試で岡山朝日に受かる目安を書いています。

3:岡山朝日高校に合格する目安(模試)

 

県立高校2日目に実施される面接とは一体何かを説明しています。

4:県立高校入試2日目の面接とは何か?

 

2022年に岡山大学の医学部医学科で共通テストと個別試験の配点が変更になり、受験者が増えると予想した投稿です。実際に、初の「足切り」が実施されるほど多くの受験者が集まりました。

5:高校生:医学部医学科の配点の変更で、受験者が増える

 

投稿ではなく固定ページでよく読まれています。
2022年から始めた少人数制のハイレベル数学教室です。
対面授業もしてますが、遠く離れている方でも受講できるように、毎回の授業を録画しています。
授業動画をお試しで見ることができます。

おまけ:古谷数学教室(旧帝大・医学部・難関大学専門)

高校1年生:中学と高校は全く違うので注意!(初回面談で話す事。)

エイムゼミナールの田地野です。

初回面談の時に、高校1年生に必ず伝える事をまとめてみました。

 

1、高校は勉強量が中学の3倍くらいある。しかも難しくなる。

2、高校は中学と違って、分からなくなったら取り戻すタイミングが無い。

3、数学と英語は中学内容が基礎になるので、穴があると高校で分からなくなる。

4、高校の宿題はあまり時間をかけないようにする。代わりに大事な受験勉強に時間をかける。

5、大学受験方法(一般受験、総合選抜、指定校推薦)を決めて、勉強戦略を立てる。

6、一般受験では、高校の成績は悪くても関係ない、卒業できればOK。※成績よりも学力が大事。

7、高校1年から行きたい大学を決めて努力を開始する。

という感じです。

学習相談をご希望の方はメールや電話でご予約ください。

 

子どもを出来る子にするには中1が良い。

エイムゼミナールの田地野です。

 

今回、岡山大学医学部に現役合格したT君が、いつから勉強に対して前向きになったかというと、

京山中学校の1年の時でした。

中1になったT君は、誰の手助けもの無いまま定期テストに取り組み、

1学期、2学期とほぼオール3の通知表を持って帰りました。

最近、聞いたところ、3が普通と思っていたので、自分では良い方の成績だと思っていたようです。。

 

中1の3学期から定期テスト対策を変えて、良い結果が出てきたのが、中2に入ってからでした。

つまり、学習の結果が現れるまで、数ヶ月のタイムラグが出てしまうという事です。

 

結果的に、T君は3年2学期からオール5を取れるようになり、岡山朝日高校へ進学しました。

 

高校受験にはまだ早いとか、学年が変わったら良くなるかも?と

根拠の無い期待している保護者の方々は、急がれた方が良いと思います。

 

では、中2からスタートしたらどうなるかというと、中3にスタートするより良いです。

ただ、中2スタートであれば、中1の復習をする期間が要りますので、成績が好転するのは少し先になります。

効率的な勉強法はありますが、学ぶべき事をやらないで済むような、近道はないのです。