中高一貫校の中学生:学校のスピードの速い授業にどう対応すべきか

エイムゼミナールの田地野です。

初回の面談の時に、中高一貫校の中学生から聞く事があります。

それは、「学校の授業スピードが早すぎて大変」です。

 

中3から高校の学習に入る、本当の中高一貫校の授業スピードが速いのは仕方がない事です。

スピードが速いので、簡単な中学の学習を2年で終わらせて、高校の学習に入っていけるのです。

 

もちろんスピードが速いので、学校でも難易度の高い問題をたくさんは出来ないと思います。

ポイントは、基礎はしっかり理解しながら付いていく事です。

どの科目でも基礎の問題がきちんと解けるようになっていれば、あとはなんとでもなります。

 

また、スピードの速い学校の授業よりも早く、塾で進んでいくのは時間が足りなくて不可能です。

それを出来る、と言う塾があれば、そこは嘘つきですので気を付けてください。

 

あと科目を絞ることもできます。

高校では、理科と社会は最初からやり直すので、中学範囲は、国語、数学、英語を中心に学習するのが効率的です。

中学3年生:模試、過去問をしてない人は、まずやってみる。

エイムゼミナールの田地野です。

 

もし中学3年生で、県模試のような模擬試験や、岡山県の県立高校の過去問を、まだやった事がない人は、

今、絶対にやってみるべきです!

一度やってみて、難易度(どれくらい難しいか)、点数を確認しましょう。

 

岡山一宮なら、平均80点以上で合格 ※最近合格点が上がっています。

岡山操山も、平均80点以上で合格

岡山朝日は平均90点と独自テストで80点で合格

 

上記を合格点の目安にしてください。

もちろん、1回目の練習で取れる事はないので、

そこから自分の苦手箇所を分析して、練習問題や、過去問をさらに解いてみて、

実際に2月くらいに上記の点数に届いていれば、合格できます。

高校生:9月はすごく大事な時。秋の過ごし方と本番までの学習の流れ。

こんにちは、エイムゼミナールの田地野です。

この9月は、部活も終わり、文化祭や体育祭の行事も終わって、生徒はほっとしているかもしれませんが、

大学受験にとても大事な時期です。

ここで気を抜いているか、ガリガリ勉強が出来ているかどうかで、

志望大学に合格するか、滑り止めに行くかが分かれます。

 

9月でまだ苦手科目克服に戸惑っているようでは遅いです。

9月では志望大学の過去問を一度やってみるのをお勧めします。

そして、2次の個別試験が解けるように10月まで実力を伸ばす期間にしましょう。

 

11月と12月は本番に向けて、共通テスト用の問題集や予想問題に時間を使います。

1月の半ばに本番があるので、1月はほぼ時間が無いと思った方がいいです。

12月末までに合格点に届くように練習をしていきましょう。

高校生:医学部医学科の配点の変更で、受験者が増える

エイムゼミナールの田地野です。

岡山大学の医学部医学科の配点が変更されました。

共通テスト500点、個別試験1100点 になりました。

去年と比べ、共通テストの配点が約半分になりました。

 

対策方法については、前回考えていたのと全く変わりません。

これから数年は共通テストで点数を取りづらいので、

個別試験対策に時間をかけるということです。

 

また、共通テストの中で点数が変わらなかった地歴公民は得点源として大事です。

実際、医学科に合格する生徒はほとんど地歴公民で90点台をとっています。

 

個別試験では、理科が400点→300点に変わりました。

この点は、物理化学選択者が有利な理科でしたが、

大学入学後は、もちろん医学部なので生物が重要になります。

そのため物理に偏った人材を減らす目的があるのでは?と考えます。

 

今回、共通テストの配点を大幅に減らした理由は2つ考えられます。

1つ目は、一次試験の点数が低いと他大学へ流れる生徒が出ますが、それを防ぐためです。

「共通テストが低くても、岡山大学の問題ができれば来ていいんだよ。」という雰囲気を感じます。

2つ目は、旧帝大などの医学部を目指していた生徒を狙っている感じがします。

大阪大学、京都大学、九州大学の医学部を目指していた生徒が、個別試験で一発逆転を狙えるようになりました。

今までの岡山大学の配点は共通テストで大量得点をして、個別試験で程々に取る逃げ切り作戦でした。

そのため岡山大学には一発逆転を狙う生徒は受験に来れませんでした。。

 

まとめると岡山大学の医学部医学科の個別試験を受ける生徒は増えそうなので、受験生はさらにしっかり勉強する必要があります。

高校生:今年は個別試験対策が重要。

エイムゼミナールの田地野です。

今年と来年は個別試験対策が重要です。

なぜなら、共通テストでの得点が下がるからです。

今までのセンター試験より、生徒は点数が取れないで終わる可能性が高いです。

理由は、共通テスト対策に使える教材がまだ少ないからです。


今までのセンター対策のような練習量が稼ぎづらいのです。

そのため、生徒は共通テストで例年より低い点数を取るでしょう。

そしたら、そのあとの個別試験で挽回する必要があります。

 

なので、共通テストの練習だけでなく、

個別試験の過去問や少し難しい問題を解く練習がとても大事になります。